4E201 - The Unsung Chronicles of Tamriel

¡Hola! Mi nombre es Moqueue. Encantada.

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◆Chapter: 1-7 哨戒任務

薄く霧がかかっているなか、浜辺の小屋の扉が開く。イェアメリスとブラッキーは夜が明ける前に起きだしてきて、軽い朝食を済ませていた。早起きの理由は、農場のクモ退治・・・イェアメリスが顔役エドウィンに頼まれた仕事のためだ。夜行性のクモの動きがいちばん鈍くなる時間、明け方を狙って駆除してしまおうと、いうのだ。アガルド農場に向かう道で、装備を点検しながらブラッキーが口を開いた。「クモ退治っていうけど、どんな...

◆Chapter: 1-6 緩やかな絆

昨晩の嵐が嘘のように晴れていた。雲もほとんどない。浜に引き上げた小舟につくと、2人はさっそく乗り込んだ。「ふ~ん、意外と距離ないね。」ブラッキーが距離を測りながら言う。「昨日飛び込んだ時は、陸がものすごく遠く感じたんだけど・・・」「あたしはこの舟で渡ったけど、3分ぐらいよ?」「そっか。すぐだね。じゃあ、行こう!」小舟は海面を滑り出した。「ねえちゃん?」ブラッキーが風を切りながらたずねる。「なあに?...

◆Chapter: 1-5 居候

イェアメリスはランタンを掲げると、隠れている少女に問いかけた。「あなた・・・だれ!?」ぼろを纏った少女は、警戒心たっぷりの目でイェアメリスをにらむように見あげた。手足に鉄の環がはめられている。どうやってここにたどり着いたかわからないが、逃亡奴隷のように見える。「マラキャスよ。これなら大丈夫そうだ・・・」「!」少女がボソっと言った刹那、イェアメリスは視界がぐるっと180度反転した。気が付くと、自分が...