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TES大好き、もきゅがスカイリムの物語をお届けします

◆Index(もくじ)

◆Chapter: 0 Prologue ◆Chapter: 1-1 錬金術師の娘 ◆Chapter: 1-2 納品日 ◆Chapter: 1-3 異邦人 ◆Chapter: 1-4 難破船 ◆Chapter: 1-5 居候 ◆Chapter: 1-6 緩やかな絆 ◆Chapter: 1-7 哨戒任務 ◆Chapter: 1-8 地下室 ◆Chapter: 1-9 兄妹 ◆Chapter: 1-10 作戦会議 ◆Chapter: 1-11 消えた2人 ◆Chapter: 1-12 2つの戦い ◆Chapter: 1-13 見えざる手◆Chapter: 1 Epilogue◆Chapter: 2-1 密航者◆Chapter: 2-2 国境を越え...

2030
01

◆Chapter 2-11: 疑惑

帝国軍の廃棄した雪山の中の哨塔・・・世界のノドをショートカットしてイヴァルステッドに向かう途中のイェアメリス達は、案内役ジャ・ラールが勧めるこの塔で一晩を過ごすことになった。雪を払い落として塔内に入り中を確認した彼らは、先客がいる事に気がついた。男は灯火の光に煩わしそうに目を細めながら顔を上げた。筋肉質でよく鍛えられており眼光も鋭い。兵士か何かのようにも見える。イェアメリスは男が立ち上がるのを見て...

2018
22

◆Chapter 2-10: 山越え

旅人達がホワイトラン城門前で騒いでいる。街に立ち寄ろうというアーセランと、すぐに出発しようというイェアメリスが言い争っているのだ。宿を引き払って早速街に入ろうと意気込んだ矢先に出鼻を挫かれたアーセランは、不機嫌な顔をしていた。「確かによ、ここが最終目的地じゃないのは分かってるが、ちょっとぐらい寄ったってバチは当たらねぇんじゃねぇの?」彼の言うことも尤もである。しかし急ぐ理由を抱えているエルフの娘は...

2018
14

◆Chapter 2-9: ツンドラの大地

ラビリンシアンを抜けた先の岩棚に立ち、旅人たちはホワイトラン平原を見下ろしていた。午後の遅い日差しに照らされた平原は、緑と橙色に覆われ、彼方の山々の白さと対照的な雰囲気を醸し出している。岩棚でお気に入りのスジャンマを堪能していたアスヴァレンは、ジョッキに注いだ分を空にすると、もう一杯注ごうか少し悩んだ末、名残惜しそうに瓶に栓をした。彼は立ちあがると、連れの様子を眼で追う。ハイロックの最果てにある離...

2017
03

◆Chapter 2-8: 湿原の魔術師

「おい、すごいところだな、ここは・・・」吹き付ける海風が岩を切る音に打ち消されまいと、アーセランは先行く仲間に怒鳴った。めまぐるしく変わる地面の様子に旅人たちは手を焼いていた。草に覆われた凍土だったと思えば、塩の浮いた浅瀬にズボッと足を取られる。かと思えば岩であったり氷であったりと、足下の地面は旅人を悩ませる要素が満載であった。「塩の風と低い気温・・・死体の保存に適している。ふむ・・・、ここは死霊...

2017
03